古市憲寿氏談
社会学者の古市憲寿氏が、日本のタクシーについて「圧倒的にレベルが低い。本当にひどい」と発言した。
理由として「値段が高い」「運転が怖い」「臭い」「高齢ドライバーや道を知らない新人がいる」などを挙げている。
確かに改善すべき点はあるだろう。
しかし、海外のライドシェアと比較するなら、料金やアプリの便利さだけでなく、安全性や信頼性まで含めて比較する必要がある。
日本のタクシーは、料金体系が明確で、身元の分からない個人が突然運転するわけでもない。犯罪やトラブルへの安心感という面も無視できない。海外のライドシェアでは、性犯罪などの問題が報告されていることもある。
また、日本のタクシー料金が高いと言っても、人件費、燃料費、車両維持費、保険などを考えれば、それは必ずしも「高すぎる」という話ではない。
一方で、ライドシェアを活用すること自体には賛成だ。
タクシーを排除するのではなく、タクシーを基本に、需要が集中する時間帯やタクシーが不足する地域をライドシェアで補完する。
これなら利用者の利便性を高めながら、タクシー業界の安定性や安全性も維持できる。
「日本のタクシーは圧倒的にレベルが低い」と決めつけるより、日本の良い部分を残しながら、足りない部分をライドシェアで補う。
そのほうが、よほど現実的な議論ではないだろうか。
国交省の資料によると、2019年の10万乗車あたりの「強制性交等」の発生率は、米国Uberが0.01764件に対し、日本のタクシーは0件。日本の過去5年間の平均でも0.00005件で、単純比較では米国が388倍という数字になっている。
多いか少ないかは個人の考え方にもよるが、少なくとも可能性が高くなることは間違いないし、それを目的にする人間もいるだろう。

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