地球温暖化は日本の責任だ
TBS系「サンデーモーニング」で、フォトジャーナリストの安田菜津紀氏が、ネパールの大規模な土石流災害について、温室効果ガスの排出量が少ないネパールが気候変動による被害を受けているとして、「不平等」や「不正義」の問題だと指摘しました。
気候変動によって、温室効果ガスの排出が少ない国が影響を受けるという問題提起そのものは理解できます。
しかし、ここで気になるのが「日本の責任」を強調する一方で、世界全体の状況が十分に示されているのかという点です。
2024年のCO₂排出量を見ると、中国が約131億トンで世界の33.1%。米国が約46億トン、インドが約32億トン、ロシアが約20億トンで、日本は約9.7億トン、世界の約2.5%です。
つまり、日本も世界有数の排出国ではありますが、中国は日本の約13.5倍ものCO₂を排出しています。
それにもかかわらず、今回の報道で「日本の責任」を強く取り上げるのであれば、当然、
「では、世界最大の排出国である中国についてはどうなのか?」
という疑問が出てきます。
中国、米国、インドの3か国だけで世界のCO₂排出量の半分以上を占めます。
もちろん、「中国の排出量が多いから日本は何もしなくていい」という話ではありません。
日本にも温暖化対策に取り組む責任はあるでしょう。
しかし、
「地球規模の気候変動について日本にも責任がある」
という話と、
「今回のネパール災害について日本に大きな責任がある」
という話は別問題です。
さらに、今回の災害そのものについても、温暖化との関係を指摘することと、日本の排出が今回の災害を引き起こしたとすることは同じではありません。
報道するのであれば、世界各国の排出量、今回の災害の科学的な原因、日本の位置づけ、そして中国をはじめとする主要排出国の責任まで含めて伝えるべきではないでしょうか。
そこを十分に説明せず、日本だけを責任主体として強調してしまえば、視聴者には「ネパールの災害を日本が引き起こした」という印象だけが残ってしまいます。
温暖化問題を論じることと、日本を批判することは同じではありません。
サンデーモーニングのような影響力の大きい番組だからこそ、日本だけを見るのではなく、世界全体を俯瞰した報道を期待したいところです。
自分はコント番組だと思ってたまに見ることはありますが、報道特集やサンデーモーニングを視聴して、そのまま信じる人は最近はほとんどいません。年寄りの井戸端会議もいつまで続けるのか、テレビが凋落する一つの番組です。膳場さん生涯日本批判のイメージで行くのでしょうか?
安田菜津紀氏:「政治的・社会的な主張を積極的に発信してますが、その発言については過去にも事実関係や論理展開をめぐって批判が起きている」裏付けが薄い職業左翼

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