原油先物がマイナス。何故?タダより安い訳。産業廃棄物。

2020年4月22日

引き取り手が無いと産業廃棄物。

自分も詳しいわけではないですが、さらっと調べて見ました。だいたいこんな感じだと思います。違っていたらご指摘ください。

原油先物は、これから先に必要な原油を前もって売買するシステムです。本当に必要であれば安い時期に購入しておけば安く購入できますよね、反対の場合もあります。

手付金10分の一で購入し、一定額下がると追証が必要で、上がると10倍の利益が出るため投資にも利用されています。※基本的な先物取引。

今回5月の原油が余り過ぎてしまい、購入しても在庫がいっぱいで保管する場所が無い等で、世界中で投げ売りをしたためマイナスという歪な状態になっています。じつは6月分も11ドルぐらいで推移しています。

本来ならありえないと言っても良い現象だと思いますが、行くところが無いと産業廃棄物になってしまうんです。

実は原油はずっと産出されるので減産は出来ても止める事はなかなかできません。消費まで流れていなければならないのです。これまでは産出量を調節していましたが、今回の新型コロナウイルスで、世界中の需要が一気に大減少したため、産出国や途中で在庫が過多になり、調節できないぐらい余ってしまい、買っても保存する場所が無いため一気に売り一色になりました。またこの中には投資目的で購入している人も多くいることも理由の一つです。明らかな過剰投資だとも言われてました。

アメリカ、ロシア、サウジで減産合意していても、これほどの影響があるのですから、相当な異例な事態だと言っても良いでしょう。

ガソリンが凄く安くなるんでは

と思うんですが、恐らくほとんどの車を乗る方は知っていると思いますが、ガソリンの価格には税金が多くのっかっております。

130円のガソリンを50リットル購入すると

ソリン本体価格/3,079円
ガソリン税(本則)/1,435円
ガソリン税(暫定)/1,255円
石油税/140円
消費税/590.9円
税金合計3,420.9円、税率52.63%
合計/6,500円

となります。実に半分以上が税金です。二重課税ですね。

消費税は変動しますが、この場合、輸入・販売業者は約3000円の利益から、原油の輸送、精製、保管、人件費を出さなければならないので、下げるのも限界があります。おそらくどんなに下げても100円ぐらいが限界ではないかと推測します。当然たくさん売れれば、薄利多売で利益を取れますが、現状ではかなり元売りは厳しいはずです。