沖縄大手二誌ライバル関係のはずが…
沖縄の新聞といえば「沖縄タイムス」と「琉球新報」。
県内を代表する新聞社ですが、ネットでは時々、
「結局、どっちが左なの?」
なんて言われることもあります。
実際、基地問題や安全保障などでは、両紙とも政府に厳しい論調が目立ちます。研究でも、両紙には沖縄の基地負担を強く問題視する共通した報道姿勢が確認されています。
とはいえ、れっきとした別会社。
「左翼新聞の二大巨頭が、今日も熾烈な左翼度を競っている……」
というわけではありません(笑)。
しかも、この2社、実は新聞を刷るための輪転機を共同購入し、印刷業務でも協業する関係です。
つまり、
紙面ではライバル、印刷では協力。
論調は……かなり似ている。
なかなか面白い関係です。
そして今回、ちょっとした珍事件
2026年9月の沖縄県知事選をめぐり、沖縄タイムスが12日の社説で、
「正しい情報を得るために、まずはスマートフォンを置いて、選挙公報や新聞、テレビの報道など、従来の媒体にも目を向けてみるのはどうだろうか」
と主張しました。
ところがネット上では、これがなぜか
「琉球新報が『スマホを置いて新聞を読め』と社説で主張した」
という話になってしまいました。
これに琉球新報が反応。
「それ、うちじゃありません。沖縄タイムスです」
と、ファクトチェック記事を掲載しました。
確かに、これは琉球新報の言い分が正しい。
しかし、なんとも皮肉です。
沖縄タイムスと琉球新報、普段は「どっちも似たような論調」と思われがちなのに、いざ自分のところの記事と間違えられると、
「いや、それはウチじゃない!」
となる(笑)。
新聞社としては当然の対応ですが、読者からすると、
「そこは区別するんだ……」
と思ってしまうところです。
結局、
沖縄タイムスと琉球新報は、ライバルなのか、仲間なのか?
答えは、
ライバルです。
でも、印刷では協力しています。
そして論調は似ています。
さらに今回は、
「似ているから間違えられた?」
というオチまで付いてしまいました。
新聞もSNSも、結局は「誰が書いたのか」を確認するところから始めた方がよさそうです。
沖縄タイムスは、東京都出身の人気者、阿部岳(あべ・たかし)記者いらっしゃるところですね。

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