ウイグル人強制労働防止法案。「反対活動?」ナイキ、アップル、コカコーラ
アメリカはどうなってしまうの。民主主義の崩壊か?
先日、アメリカ合衆国が新疆ウイグル自治区にある、新疆生産建設兵団(XPCC)からの輸入を一部禁止する命令を出した。新疆ウイグルは中国全土での新疆綿花の占める割合は約87%である(日本化学繊維協会より)。新疆生産建設兵団は多くのウイグル人が「強制労働が行われている」とされている地域です。
ウイグル人強制労働防止法案とは
新疆ウイグル自治区で、少数民族(※少数民族と言っても、一千万人以上いる民族です。)ウイグル族を強制的に働かせているとみられる中国企業の工場からの製品輸入を、アメリカ企業に禁じる内容。下院で406反対3の圧倒的賛成多数で可決し、上院での可決と大統領の署名を待つだけとなっている。この法案を骨抜きにしようと、アップル始め、ナイキやコカ・コーラ社などがロビー活動をしていると報道された。これに対してナイキは、同ロビー活動を否定し「建設的な議論」と口を濁している。
ここで疑問なのが、日本の企業は大丈夫なのか?と思うのではないでしょうか。過去に取引があっただろうとされているユニクロなどは、取引している中国のサプライヤーは、ウイグル人の強制労働とは関係なく、もしその事実が判明したら、直ちに取引停止をするとしている。しかし、先に上げましたが中国の87%の綿花がウイグル地区で生産されている現状を考えると、普通に考えれば中国製品の多くが関与してるのではないかと思うのは必然である。ユニクロはHPに 魯泰(ルータイ)紡織株式会社との取引を記載しているが、ここが「新疆生産建設兵団」と関係ない事を祈るばかりだ。おそらくどこかの日本企業が関係していない可能性は小さいのではないでしょうか?
先日、ナイキが日本人が差別をしている動画CMを流したが、是非ウイグル人の強制労働を動画として取り上げて頂きたい。
米の新疆ウイグル自治区産綿花一部禁輸措置に、中国強く反発
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