新型肺炎で中国経済滞留。半導体生産で韓国も道ずれ。

新型肺炎で工場停止。

中国湖北省武漢市発の新型肺炎コロナウイルスの影響で、中国国内の経済が滞留し始め、カラオケ産業や飲食店などサービス業が大打撃を受けている。

他にも、韓国の半導体大手、サムスン電子、SKハイニックスなどの中国工場が怪しくなってきた。

半導体の工場は24時間365日稼働が通常の運用です。あまり知られていないですが、半導体工場は沢山の電子機器が稼働しており、おなじみのフッ化水素なども常に供給している状態にある。大きな工場のメンテナンスや、機器の入れ替え時を除き、停止することはほとんどない。

もしかすると中国の工場が新型肺炎の状況によっては、人手不足で停止する可能性がにわかに出てきています。

止めて休めば良いのでは?と思いますが、サムスンクラスの半導体工場の生産ラインを停止すると、再稼働にものすごいコストと時間がかかります。

フッ化水素の時にも話題になりましたが、電子機器とフッ化水素の調整をするだけで数カ月かかる時があるとも言われていたように、精密であればあるほどシビアな調整が必要なため数日、場合によれば数週間かかります。

日本も、影響は大きいです。中国に依存している企業は沢山あり、場合によっては経営に影響する企業も沢山出てくるでしょう。自動車の部品や、文具や小物など中国で生産しているものは数えきれないほどあります。雑誌の付録、場合によっては本そのものも中国で生産しています。

韓国は、中国の依存度が日本よりはるかに大きいので、道ずれになってしまう可能性も高いかもしれません。

中国,韓国

Posted by master