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中道、立憲民主、落選議員が政党交付金で生活保護?

国民の税金の使い道

選挙で落選した議員に、政党から月額約40万円の支援?

報道されたのは、中道改革連合が落選した元議員らに対し、政治活動を継続するための資金を支給するという話だ。

当初は月額約40万円を支給し、対象者を段階的に増やす構想だったとされる。

ここで気になるのが、その財源と支援のあり方だ。

■ 政党交付金は国民の税金

政党交付金は、国民が納めた税金を原資として国から政党に支給されるお金だ。

もちろん、政党が政治活動に資金を使うこと自体は制度上認められている。

しかし、選挙で落選した議員の活動を継続させるために、その資金が使われるとなれば話は別だ。

落選した議員は、次の選挙に向けて活動を続ける必要がある。党としても、候補者や組織を維持したいのだろう。

だが、それはあくまで政党側の事情である。

■ 一般国民の生活保護とは何が違う?

一般の国民が失業し、生活に困窮すれば、生活保護などの公的支援を受けるには法律上の要件を満たす必要がある。

一方、落選した元議員には、所属政党が政治活動費を支援する仕組みがある。

もちろん、これは法律上の生活保護ではない。党側は、生活費ではなく政治活動を継続するための資金だと説明している。

それでも、国民の税金を原資とする政党交付金が使われるのであれば、疑問は残る。

一般国民には厳しい条件があるのに、落選した政治家は党の資金で次の選挙に向けた活動を続けられるのか?

そう感じる国民がいても不思議ではない。

■ 立憲民主党との関係も確認が必要

中道改革連合と立憲民主党は、政治的なつながりがあるものの、別の政党として区別して考える必要がある。

今回の落選者支援について、立憲民主党が同じ制度を実施しているのか、また各党が受け取った政党交付金をどのように配分しているのかは、個別に確認しなければならない。

中道の支援制度を、そのまま立憲民主党にも当てはめて批判するのは正確ではない。

■ 落選しても政治活動を続けるため?

政党側からすれば、落選した候補者を支え、次の選挙に備えることは組織運営の一環なのだろう。

しかし、政党交付金の原資は国民の税金だ。

政治家が選挙で選ばれなかった後も、税金を原資とする資金によって政治活動を継続できるのであれば、その使途や支給基準について、国民に十分な説明が必要ではないだろうか。

支援するなら、誰に、いくら、何のために支給し、実際に何に使われたのか。

その情報を明らかにし、国民が検証できる仕組みが重要だ。

落選議員への政治活動支援は、制度上の生活保護ではない。しかし、国民の税金を原資とする資金で落選議員を支える仕組みを、国民がどう受け止めるかは別問題である。

「落選議員の政治活動支援」と説明すれば、それで納得できるのか。

政治家自身が、国民に理解される説明をする必要があるのではないだろうか。

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