JPRO(JPO)マスタ登録のちょっとしたつぶやき。
某、ネットショップでマスタを管理してます。
割とよくあるJPROの仕組みがあり、なんとなくブログにしておこうかなと、記載いたします。
JPROとは?
JPO(日本出版インフラセンター)出版情報登録センター(JPRO)が公開運営している仕組みです。
平たく言えば本の情報の問屋さんになります。詳しくはJPOサイトで確認を—。
ネット書店のマスタ管理をしていると、毎日のようにJPROから流れてくる書誌データと向き合うことになります。
その中で、出版社の皆さまにぜひ共有したい“あるある”です。
■ 1. 「中止ステータス」は、そのまま対応できない
JPROには一度でも配信された情報に「中止」というステータスがありますが、受ける側では “中止=本当に中止” とは受け取っていません。
理由はシンプルです。
- 実は延期だった
- 一時取り下げだった
- ISBN取り直しのための技術的中止
- 担当者の誤操作
- 社内調整前のフライング登録
こうしたケースが珍しくないため、ステータスだけでは判断できない のです。
その結果、発売日まで中止実行がされず、問い合わせなどに波及し、都度版元に確認が必要となります。
■ 2. 本当に重要なのは「メール配信」です
JPROさんでは中止や延期は「メール配信は必須」と書いてないようですが
“重要変更時にはメール配信を行う”という運用が規定されており、実質的には必須に近い扱いになっています。
分かりづらいですね。
受け側では、“メールが来て初めて状況を知る”という判断が一般的です。
ステータス変更だけでは、「入力ミスかもしれない」「一時的な取り下げかもしれない」と判断せざるを得ません。
逆に、メール内に詳細な理由や、延期の時期や緊急時の案内などを記載頂ければ確実に伝わります。
「出版社の正式情報」これが一番必要で、お客様への一番の情報となります。
後にも出てきますが操作ミスによる誤解禁などもこちらからだと各受信先に一斉連絡が出来ます。
■ 3. 解禁日の変更は“後ろにずらしても通知されません”
これも問い合わせが多いポイントです。
JPRO様の解禁日は配信日としてデータをセットします。(実際の受信タイミングは受信各社によります。)
- 解禁日を後ろへ変更 → 通知されない(連係データなし)
- 解禁日を前倒し → 通知される
つまり、JPROの仕組みは一度配信してしまった商品の解禁日延期は、配信するタイミングが解禁日になるため、書店側には配信されません。
そのため、出版社様側で解禁日直したのに反映されない?となります。
解禁日を未来に設定すると、発売日や価格など、他の情報も連携されないのでご注意ください。延期などで見受けられる現象です。
■ 4. 理由記載があるだけで、現場の混乱は大きく減ります
理由が書かれていると、ネット書店側は判断がしやすくなります。
-
- 「製造上の問題」
- 「著者都合」
- 「企画見直し」
- 「そのた公開できる情報」
■ 5. まとめ
ネット書店のマスタは、読者が目にする“商品ページそのもの” を自動で作っています。
そのため、次の点を意識していただけると非常に助かります。
- 中止・延期は 必ずメール配信 を
- 理由はできるだけ記載を
- 解禁日の扱いは慎重に
- 一時取り下げは「中止」と誤解されないよう説明を
- 発売日変更は早めに登録を
出版社様の1つの操作が、トラブルや売り上げに繋がる一つの指標となります。
PS.
出版社様側のマニュアルを手にしてないので詳細はJPROマニュアルを参照してください。
メール配信ご利用してる出版社様も多数ございます。
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