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ネット世論は操作されている?小泉進次郎氏のステマ疑惑

小泉進次郎氏陣営の「ステマ要請」疑惑と自民党のSNS規制

政治とネット世論の危うい関係

2025年9月25日、産経新聞が報じた内容が波紋を呼んでいます。小泉進次郎氏の陣営が、支持者に対してSNS上で好意的なコメントを投稿するよう促していたことが明らかになり、「政治ステマではないか?」との疑念が広がっています。

さらに、自民党がSNS上で自党に不利な投稿を規制しているという指摘もあり、ネット世論と政治の関係性に改めて注目が集まっています。

小泉進次郎氏陣営の「ステマ要請」とは?

報道によれば、小泉氏の陣営は支持者に対し、ニコニコ動画などのSNS上で小泉氏を称賛するコメントを投稿するようメールで依頼していました。メールには「泥臭い仕事もこなして一皮むけたのね」「総裁まちがいなし」などの例文まで記載されていたとのこと。

このメールは、広報を担当する牧島かれん元デジタル相の事務所から送られていたとされ、小泉氏の側近である小林史明衆院議員は「事実関係をおおむね認める」とコメントしています。

報道によると、小泉陣営の広報班長を務める牧島かれん元デジタル相の事務所が陣営関係者に「ニコニコ動画」にポジティブなコメントを書いてほしいとメールで要望。「総裁まちがいなし」や「泥臭い仕事もこなして一皮むけたのね」などのコメント例を紹介した。

小林氏は「陣営としてルールを守ってやっていく方針を共有している」と述べた。報道では、「ビジネスエセ保守に負けるな」という文例もあったとした。小林氏は「(総裁選候補で保守派の)高市早苗前経済安全保障担当相を批判したという意味では全くないと牧島氏も言っている」と語った。

違法性は否定されたものの、こうした行為が「ステルスマーケティング(ステマ)」に該当するのではないかという疑問は残ります。

自民党によるSNS規制の実態

一方で、自民党がSNS上で自党に不利な投稿を規制しているという指摘もあります。これは、党内の情報統制やイメージ管理の一環とされ、ネット世論への介入とも受け取られかねません。

SNSは本来、自由な言論空間であり、政治家や政党がその流れを操作しようとすることは、民主主義の根幹に関わる問題です。

ステマかどうかを見抜くポイント ✅

政治的な投稿が「ステマ」に該当するかどうかを見極めるためには、以下の点に注意しましょう:

チェック項目 内容
投稿者の正体 一見一般人に見えるが、実は関係者や支持者である可能性がある
投稿の文体 不自然にポジティブで、同じような表現が複数の投稿に見られる
投稿のタイミング 特定のイベントや報道直後に集中している
投稿の目的 情報提供ではなく、イメージ操作や誘導が目的になっている
利益の有無 投稿者が報酬や指示を受けている場合はステマの可能性が高い

こうしたポイントを意識することで、政治的な情報操作に惑わされず、自分自身の判断力を保つことができます。

終わりに:ネット世論と民主主義の距離

今回の件は、政治家とネット世論の関係がいかに繊細で、操作されやすいものであるかを示しています。SNSは市民の声を可視化する強力なツールである一方で、政治的なプロパガンダの温床にもなり得ます。

私たち一人ひとりが情報の受け手として、冷静な目を持ち、透明性と倫理性を求める姿勢が問われています。


がんばりましょう。

お笑い議員

Posted by master