安倍首相会見PCR検査8000件。厚生労働省天下り先の縄張範囲?

2020年3月15日

それでも8000件。

中国湖北省武漢発の新型コロナウイルス(正式名称:COVID-19)の感染が広がる中安倍総理の記者会見が2020.3.14に行われた。

以前、厚生労働省と国立感染症の利権に触れたことがあるが、昨日の安倍首相の会見で今月中に8000件の検査能力と、コメントが出て正直あきれてしまった。
PCR検査はいまだに一日平均1500件も行われていない、保険適用前からも微増程度だ。厚生労働省に逆らえない結果かもしれない。

検査する人間が実際にそれしかいなかったというなら、こんなにうれしいことは無いですが…。

検査の意義

事前に言っておきたいが、韓国や欧州諸国のように、むやみに検査することは反対だ。

ドライブスルーも感染がそこで広がらないか疑問が残るし、無症状者を安易に検査することも意味は無いと思っています。

本来は、2月初期の段階で、医療現場に影響しないようにPCR検査数を増やし、これらから新型コロナウイルスの感染状況をMAP化したうえで対応していれば学校休校も地域ごとに期間を決めて出来ていたと思います。場合によっては地区だけ移動制限もかけることも可能だったかもしれない。

しかし、今となっては感染者数が全国に散らばっておりそれもあまり意味が無いだろう。

ポストの記事にある事が全てだとは思わないが、8000件という数字はあまりにも少ないことを考えると利権(縄張り)の問題があると考えるのが妥当でしょう。日本の医療は厚生労働省とその仲間たちが仕切っている限り、それも変わらないでしょう。

サンデーモーニングで、上昌広氏が、国立感染症研究所をディスりました。内容はお笑いなので過去記事を読んでください。実は上昌広氏はSBIファーマの社外取り締まりであり、アインファーマシーズ(調剤薬局業界第一位のアインホールディングス)とも関係があるので、PCR検査の民間委託へのアピールがあったのかもしれません。



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