自覚のないスーパースプレッターの存在が感染を広げている?

今までの感染経路から、俗に言うスーパースプレッターの存在が明らかになってきた。

専門家が、この1.2週間に対策をしないと感染が広がると警告しており、北海道は元より、日本中いつどこで現れても不思議ではない。

スーパースプレッターとは、厳密に言えば医学的な定義はあるが、この場合1人の感染者が、自覚がほとんど無く、沢山のウイルスを保有し、それを多くの人に感染させている人を言う。

2003年のSARSの拡散はもたった一人から一気に広がった。おおよそ75%がスーパースプレッターの存在だとも言われている。
Wikiから

重症急性呼吸器症候群 (SARS)の初症例は、2002年11月半ばに中国・広東省で発生した。その後2003年2月には香港でアウトブレイクが起きたが、この時SARS治療に関わっていた広東省の医師で、親族の結婚式のため香港を訪れていた人物が、発生の契機となったことが指摘されている。彼は症状があったにもかかわらず香港へ向かい、九龍にあるメトロポール・ホテル9階に宿泊して、同じ階に宿泊していた16名に二次感染を起こした。宿泊客はカナダ、シンガポール、台湾、ベトナムなどへ向かい、行き先でSARSを発症して世界的伝染を起こすことになった。

韓国の大邱(てぐ)も、31人目の感染者と言われる女性が、教団集会に2回参加した時、また、いろいろな場所に移動し、一気に増加している。

エボラ出血熱も、61%の感染はわずか3%の患者から発生したとも言われている。

恐らく、過去の疫病もこういう広がりだったのかもしれない。